洗濯に柔軟剤を入れていますか?
実は、柔軟剤は入れすぎると様々なデメリットがあるようです。
今回は、入れすぎた柔軟剤の匂いを消す方法や、柔軟剤を入れすぎた時のデメリットと対処法を紹介します。
入れすぎた柔軟剤の匂いを消す方法、柔軟剤を入れすぎた時のデメリットと対処法をしておけば、安心して柔軟剤を使うことができますね!
良い香りのする物、消臭効果のある物、静電気防止など、最近ではいろいろな香りや種類の柔軟剤が出ていますので、楽しみながら使いましょう。
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もくじ
柔軟剤を入れすぎた時のデメリットは?
柔軟剤を入れすぎると起こるデメリットを以下にあげてみました。
衣類の匂いがきつくなる
ふんわりわずかに香るくらいなら「いい香り」になりますが、匂いが強すぎると人に不快感を与える場合があります。
最近ではスメルハラスメント(臭いにより周囲を不快にさせる嫌がらせ)とも言われ、問題視されています。
あまりにひどいと、頭痛や吐き気など体調不良を起こす人もいるそうです。
洗濯物がべたっとした感じになる
洗濯後に柔軟剤を入れることで繊維をコーティングし柔らかくふわっとさせます。
しかし、入れすぎると繊維の間隔がつまり空気が通らず、ふわっとせず、べたっとした感じになります。
柔軟剤はたくさん入れてもふわっとしません。
吸水性が低下し、汗を吸い取りにくくなる
ふんわり柔らかく仕上がっても、タオルや衣類本来の用途である汗や水分を吸い取る力が劣ってしまいます。
肌荒れの原因になる
柔軟剤にも薬品が含まれていますから、大量に使用すると衣類に残ってしまいます。
敏感肌の方、アトピーの方、皮膚の薄い赤ちゃんには特に気をつけましょう。
洗濯本来の目的である汚れが落ちにくい
最近では柔軟剤入りの洗濯洗剤も多く販売されています。
多く入れすぎることによって、汚れた衣類が洗濯するより先にコーティングしてしまい汚れを落としにくくします。
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柔軟剤の匂いを消す方法・対処法は?
それでは、入れすぎてしまった柔軟剤の匂いを消す対処法はどうすればよいのでしょうか。
実際に検証してみました。
水だけで、洗いとすすぎを繰り返してみる
シンプルな方法ですが、洗い直してみる方法です。
繰り返すうちに匂いは消えていきますが、完璧に消えることはありませんでした。
あまりにも匂いが強すぎると、数回の洗濯では匂いの元を断つのは難しいですし、何度も洗濯することによって衣類へのダメージもある事ことが分かりました。
消臭スプレーをする
無香料の消臭スプレーをかけてみる方法です。
無香料とはいえ、柔軟剤と混ざった匂いは何とも言えない香りで、頭痛がするほど不快なものでした。
やはり、匂いで匂いを消すのは難しいと感じました。
晴天時に外に干す
普段の洗濯物も晴れた日に外に干すと、とてもよい匂いがします。
“お日様の匂い”とも言われていますね。
太陽光=お日様の匂いは殺菌・消臭効果もあるので天日干しをしてみました。
匂いは大分少なくなりましたが、消えたというまでには及びませんでした。
クエン酸を水で薄めた物につけ置きする
クエン酸に水を入れ1時間ほどつけ置きし、その後洗濯機で水洗いする方法です。
消臭効果のあるクエン酸。
匂いはかなり減りました。
クエン酸についてすこし調べてみました。
クエン酸は天然由来の物。
酸性物質でアルカリ性の匂いや汚れと反応して中和してくれます。
普段の洗濯にも使用できますし、クエン酸を柔軟剤として使用することもできます。
しかし、2つ注意が必要です。
- 塩素系洗剤と併用しない
- アルカリ性の洗濯洗剤と一緒に使用
塩素系洗剤と併用すると、酸性物質のため塩素系と反応することにより有害なガスを発生させてしまいます。
クエン酸と塩素系は絶対に混ぜてはいけません!
そして、アルカリ性の洗濯洗剤と一緒に使用すると、中和してしまい両方の効果が薄れ汚れを落としにくくしてしまうそうです。
クエン酸を柔軟剤として使用する時は、すすぎの段階で投入するのが良いそうです。
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まとめ
今回は、入れすぎた柔軟剤の匂いを消す方法や、柔軟剤を入れすぎた時のデメリットと対処法を紹介しました。
私の検証結果から、
1位 クエン酸
2位 天日干しをする
3位 水だけで、洗いとすすぎと繰り返す
圏外 消臭スプレーをする
クエン酸が1位となりました(断トツです)。
ついてしまった匂いを消すには、元から断たないと効果がないと分かりました。
上記の注意事項を守れば、通常のお洗濯でクエン酸を柔軟剤として使用するのもよいかもしれません。
ふんわりやわらかく仕上げ、よい香りも残す柔軟剤も入れすぎるとその効果が半減してしまいます。
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