子どもたちが夢中になるスライム。
しかし、カーペットや服についた時には、なかなか取るのが大変です。
そこで、スライムが服やカーペットについた時の取り方をご紹介します。
スライムがカーペットや服についた時の取り方を知っていれば、いざという時安心ですよね!
[washmiddle]もくじ
スライムが服についた時の取り方
スライムが服についてしまった場合、すぐに拭き取れば簡単に落とすことができます。
しかし、時間が経って固まってしまったスライムは、拭き取るだけでは簡単に落とせなくなります。
クエン酸で落とす
用意するものは、クエン酸スプレー、ティッシュペーパーや不要な布、水またはぬるま湯(洗い流す時に使用)
クエン酸スプレーの作り方は、とっても簡単です。
- クエン酸(小さじ1)
- 水(200ml)
- スプレーボトル
- スプレーボトルにクエン酸と水を入れる
- 付属のノズルをセットし、スプレーボトルをよく振ってクエン酸を溶かす
- 服に付いてしまったスライムをティッシュペーパーや布で拭き取る(スライムの染みのような跡が残る)
- スライムの染み部分にクエン酸スプレーを吹きかける
- 5分ほど放置
- 水またはぬるま湯で洗い流す
クエン酸スプレーは、スライムの汚れを落とす以外にもアルカリ性成分の汚れ落としに使用できます。
例えば、お風呂の鏡の水垢やトイレの黄ばみ落としに適しています。
また、ヤニ汚れなども落とすことができ、それにより消臭効果も発揮できます。
また、クエン酸がない場合は、同じ酸性の“お酢”でも代用できます。
酸素系漂白剤で落とす
クエン酸スプレーでも落ちなかった場合は、酸素系漂白剤で落としていきます。
- 酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)
- お湯(50℃前後)
- 水またはぬるま湯(洗い流す時に使用)
- 桶
- 桶にお湯を入れて、酸素系漂白剤を溶かす
- 1時間ほどつけ置き
- 水またはぬるま湯で洗い流す
クエン酸で落とした後に漂白剤を使用する場合は、必ずオキシクリーンなどの“酸素系”漂白剤を使用してください。
塩素系漂白剤は、酸性の物と混ざると有毒ガスが発生します。
もし、衣類に酸性成分のクエン酸が残っている場合は注意が必要です。
また、オキシクリーンを溶かす時は、お湯を使用してください。
水では温度が低すぎてオキシクリーンが溶けきらない場合があります。
[washmiddle]スライムの取り方!カーペットについた時の対処法
カーペットについたスライムも衣服についた時と同様に、時間が経つほど取れにくくなります。
気付いた時点で早めに取り除くようにしましょう。
スライムがカーペットについてから時間が経っていない場合
スライムがカーペットについてから、時間が経っていない場合は、ぬるま湯で落とします。
- ティッシュペーパーや不要な布
- ぬるま湯(少量)
- カーペットについたスライムを手で取る(少し染みが出来ている状態です)
- ティッシュペーパーや布に、ぬるま湯をしみ込ませる
- カーペットの染みの部分をトントンと叩いて汚れを落とす
スライムがカーペットについてから時間が経ってしまった場合
スライムがカーペットについて、時間が経ってしまった場合はクエン酸で落とします。す》
ぬるま湯で落とせなかったスライムの染みもクエン酸で落としていきます。
- クエン酸スプレー
- ティッシュペーパーや不要な布
- キッチンペーパー
- カーペットについたスライムをティッシュペーパーや布で軽く拭き取る
- 染みの上にキッチンペーパーを置き、その上からクエン酸スプレーを吹きかける
- 5分ほど放置
- キッチンペーパーでスライムの残りを拭き取る(手ではがせる場合もあります)
クエン酸スプレーは、スライムの染みの大きさに合う量を吹きかけてください。
びちゃびちゃになるほど吹きかけてしまった場合は、新しいキッチンペーパーや布で水分をしっかり吸い取ってください。
水分が残っているとカビなどの原因にもなります。
[washmiddle]スライムの成分と作り方
スライムの主な成分は、グァーガム+蒸留水+食用色素です。
グァーガムとは、グァー豆の種子の胚乳部から得られる水溶性の“多糖類”です。
多糖類は、液体にとろみをつけたり粘り気を出したり、水分の分離を防いだりする働きを持っています。
“多糖類”は日常の生活の中でも、たくさん利用されています!
- しょう油やソースなどに“とろみ”をつける
- 液体を固めてゼリー状にする
- アイスクリームを溶けにくくする
ガァーガムは、その特性を活かし、増粘安定剤として主に食品添加物として使用されています。
ちなみにグァーガムは、一般では手に入れる事はできません。
家庭でスライムを作る場合
グァーガムは、一般では手に入れる事ができません。
自宅でスライムを作る場合は、グァーガムの代わりに、ホウ砂+洗濯のり+食用色素や片栗粉+水を使ってスライムを作ることもできます。
まとめ
スライムの感触はとても不思議で、子供たちが夢中になるのも分かります。
とは言え、服やカーペットなどについてしまうと取れなくなるのが厄介でした。
スライムの特徴や服などについた時の取り方を知っていると、安心して遊ばせることができますね。