小さな子どもとお風呂に入るとき、おもちゃは欠かせませんよね。
でも収納方法を間違えると、すぐにカビが生えてしまいます。
子どもが口に入れるかもしれないので心配です。
カビを防ぐ方法やカビが生えたおもちゃのお手入れ方法を知っていれば安心です。
今回は、お風呂のおもちゃの収納やカビ対策を紹介します。
[washmiddle]もくじ
お風呂のおもちゃの収納!カビを防ぐ方法は?
カビを防ぐには、まずどうしてカビが生えるのかを知ることです。
カビが生える条件とは、湿度と温度、そして空気と栄養です。
- 気温25度~40度
- 湿度65パーセント以上
この条件がそろって、栄養と空気があればカビは繁殖します。
お風呂は温かく水分もたっぷり、また石鹸カスや人の垢、髪の毛などの栄養も豊富です。
まさにカビ天国なのです。
おもちゃの素材の中にもカビの栄養になるものがあるそうです。
カビを防ぐには、カビの栄養となる汚れを取り除き、乾燥させることです。
おもちゃは乾燥しやすいようにかごなどに入れて、風通しの良いところへ吊るしておきます。
その前にさらにひと手間、熱湯でカビ菌をやっつけておくと効果的です。
カビ菌は50度以上のお湯を90秒以上かけると死滅するんです。
熱に弱い素材の物だけ取り除いて、シャワーのお湯を50度以上にしてかけます。
やけどに注意してください。
お子さんが近づかないようにしましょう。
ネットではクエン酸スプレーが効果的なことが書いてある記事もありましたが、クエン酸がカビのえさになるという記事もありましたので、これはおすすめできません。
哺乳瓶を殺菌する、ミルトンにつけておく方法もあります。
こうしてカビ菌を死滅させたあとでかごやネットに入れて吊るして収納します。
私はネットに入れておけばすぐに乾くだろうと思って、百均の洗濯ネットに入れて吊るしていました。
しかし、あっという間にカビが生えてしまい、ネットまで黒くなっちゃいました。
熱湯で消毒などはしてませんでしたし、たくさんのおもちゃをぎゅうぎゅうにネットに入れておいたら、乾かないのは当然ですよね。
もう思い切ってお風呂から出しちゃうのはどうでしょう。
ネットやかごごと外に持って行って干します。
日光消毒できますし、しっかり乾くのでおすすめですよ。
[washmiddle]お風呂のおもちゃのお手入れ方法は?
カビがついてしまったおもちゃのお手入れ方法をご紹介します。
カビキラーを使う方法がありますが、小さいお子さんが口に入れるかもしれないおもちゃに使うには、少し抵抗があります。
そこでおすすめなのは、お酢や重曹を使う以下の方法です。
お酢や重曹は食品などにも使われていますので万が一残っていたとしても安心です。
- 酢水スプレー(酢と水を1:10で薄め、霧吹きに入れたもの)
- 重曹
- 歯ブラシ、メラミンスポンジ
- おもちゃに酢水をスプレーします。
- その上から重曹をふりかけます。
- 泡が出てくるので10分ほど放置。
- その後、歯ブラシやメラミンスポンジでこすります。
- 水ですすぎます。
まとめ
カビは気温・湿度・空気・えさがあれば繁殖するので、それを取り除くことがカビを防ぐことになります。
- おもちゃは50度以上の熱湯を90秒以上かけるか、ミルトンにつけてから、かごやネットに入れて吊るして収納しましょう。
- 外へ干しておくのがおすすめ。
- おもちゃについたカビは、酢水と重曹をかけて水ですすげば取り除けます。
せっかくのお気に入りのお風呂のおもちゃに、カビが生えてしまったら子供もがっかりです。