お風呂のカビってどんなに掃除しても気になりますよね。
せっかく疲れを癒す場所なのにカビが気になってしょうがない…。
お風呂のカビ防止対策で検索すると、線香や冷水をかけてみるなど色々な防止対策があるようです。
今回は正しいお風呂のカビ防止対策方法、線香や冷水が本当に有効なのか調べてみました。
[washmiddle]もくじ
お風呂のカビ防止対策に冷水・線香は効果あるの?
カビが繁殖を活発にする条件は、適当な温度(20℃~30℃)、高い湿度(70%以上)、水分、栄養となる汚れです。
そのため、浴室の温度を下げるために冷水をかければ、カビの繁殖を抑えられるのでは?と思われがちですが、実はそうではありません。
確かに冷水をかければ浴室の温度は下がりますが、浴室に水滴が残りやすく逆にカビの原因になってしまいます。
温度を下げるという意味では使える方法ですが、その後水滴を十分にふき取る必要がある方法ですね。
お風呂場の温度を下げるには、窓やドアを開けて換気を行うことで可能です。
では、線香はどうなのでしょうか。
この方法は、SNSで注目されていて効果がありそうな方法です。
使用しているのは100円ショップでも売られている煙が少なめの線香です。
どうやら線香の成分である白檀、スギ、よもぎ、ラベンダーなどには殺菌効果があるようなのです。
しかも週に1回線香を焚くだけで効果が得られるなら、知っていて損はないような情報ですね。
詳しく使用方法を見ていきましょう。
[washmiddle]線香でお風呂のカビを防止する方法
- まず、浴室の水分をきちんとふき取りましょう。
- 線香をお香立てなどに立てて、灰がお風呂場に落ちないようにビンの中に入れます。火事には十分注意が必要ですよ。大きめのビンを用意してくださいね。
- 線香に火をつけて煙が出始めたら、1時間ほどお風呂場のドアを閉めておきます。
こうすることで、線香の煙が換気扇の中や手の届きにくい壁、天井などの隅々にまで行きわたります。
なぜ、線香がお風呂のカビ防止に効果があるのでしょうか。
お風呂場は、掃除しても掃除してもカビはいつの間にか再び目に付きます。
この繰り返すカビ発生は、実は換気扇や天井に潜むカビの原因菌の仕業です。
換気扇の中まで掃除するのは至難の業です。
天井もなかなか掃除しにくい場所です。
そこで効果を発揮するのが、線香の煙です。
先ほども説明したように、線香の成分は殺菌効果があり、お風呂場で線香を焚くことでその煙が手の届かない天井や換気扇の中まで入り込みカビを除菌してくれます。
ただ、この方法はすでに発生したカビを消滅させる働きは無いので、実施する場合は、一度カビ取りのお掃除をしてから、予防策として取り入れるといいですね。
簡単な方法なので、試してみる価値がありそうです。
ちなみに線香はトイレの消臭としても活用できます。
嫌な臭いを消してくれますよ。
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[washmiddle]お風呂のカビ防止対策・日頃からできること
お風呂場の日頃のお手入れ方法を見ていきましょう。
お風呂場のカビを防ぐには、カビが生える原因を取り除くことが大切です。
カビは適当な温度と高い湿度、水分、そしてカビの栄養となる汚れが溜まる場所が好みです。
その条件に当てはまりやすいのがお風呂場なので、その条件が揃わないようにする工夫が大事ですね。
カビが増殖する適温とは20℃~30℃、湿度は70%以上といわれています。
お風呂場の温度のコントロールは難しいので、湿度、水分、汚れを何とかしたいものです。
湿度を上げないためには、入浴後はなるべくお風呂場に水分を残さないようにする必要があります。
換気も大事ですが、入浴直後は「乾燥」運転をしてお風呂場の水分をなるべく飛ばしてしまいましょう。
浴槽にお湯が残っている場合は、お風呂の蓋は閉めるようにします。
そうすることで、残り湯による湿度の上昇を抑えることができます。
入浴後は、乾燥運転の後は換気扇を回すか窓を開けて、常にお風呂場の風通しを良くすることでカビの繁殖を防ぎましょう。
風の通り道は入り口と出口が必要です。
そうすることで常に新しい空気が送り込まれます。正しい換気が行われる状態であるか確認しましょう。
お風呂から上がる時のひと手間として、壁や床の水滴をふき取る工夫があります。
水滴をふき取る専用の道具が販売されていますが、ふき取り専用のタオルを準備して置いてお風呂場の水分をさっと拭き取るだけでも効果的です。
お風呂場にはカビの栄養となる汚れが溜まりやすいものです。
体から出た皮脂汚れや石鹸やシャンプーの洗い残しなどが床や壁に残っています。
また、排水口は髪の毛などの汚れが溜まり、放置しているとヘドロ化して臭いの原因にもなったりします。
盲点になるのが浴室の天井です。
よく見てみてください。黒い点々がありませんか?それカビです。
入浴後には、浴室全体をお湯でしっかり流すように習慣づけましょう。
ただ、お湯で流すだけでは皮脂汚れなどしつこい汚れは落ち切らず蓄積していきます。
まとめ
今回は正しいお風呂のカビ防止対策方法、線香や冷水が本当に有効なのか調べてみました。
カビの原因菌は目に見えませんよね。
黒ずみや茶色く変色して「カビ!」と気づかされます。
そうなる前に日々のちょっとした工夫で、カビの繁殖のスピードを抑えることができます。
せっかく一日の疲れを癒す場所です。