デザインはかわいいけど、白のホーローやかんを使っていると、内側の黒ずみが気になりませんか?
せっかくお気に入りのホーローやかん。
内側の黒ずみや外側の汚れをしっかり掃除して、長く大切に使いたいですよね。
今回は、ホーローやかんに限らず、やかんの正しい掃除やお手入れの方法をご紹介しますね。
[washmiddle]もくじ
やかん内側の黒ずみの掃除の仕方
では、やかん全般のお手入れ方法からお伝えいたします。
やかんはお茶を沸かしたり、お湯を沸かしたり毎日活用していますが、きちんとお手入れはしていますか?
毎日使うだけあって、しかもキッチンに置いたままの状態が多いので、表面や内側は意外に汚れているものです。
まず、やかんの内側や注ぎ口のお手入れ方法です。
見てみると分かりますが、水垢や茶渋の汚れで黒ずんでいることが多いです。
これらの汚れはクエン酸水で落とすことができます。
- やかんに水1ℓにクエン酸を小さじ1杯ほど入れて沸かします。
- そのまま一晩置いて翌日にスポンジで軽く洗ってみてください。汚れがゆるくなっていて少しの力で落ちていくと思います。注ぎ口は、歯ブラシなどの細長いタイプのブラシで落としていきましょう。
内側より汚れが目立つのは外側ですね。
やかんは、ガスコンロに置きっぱなしの状態が多いため、どうしても油汚れが多くつきやすいものです。
油汚れに有効なのが重曹です。
重曹の粉を気になる部分に直接ふりかけてゆっくり擦ってみてください。
少しずつ油汚れが剥がれていくのが分かります。
しかし、頑固に黒ずんでしまった油汚れは、この方法では取れない場合もあります。
そのような場合は、重曹水に一晩浸けてから洗ってみましょう。
浸けた後は、再度同じように直接気になる部分に重曹をふりかけ擦ります。
汚れが浮いて取れやすくなっていますよ。
アルミ製のやかんに重曹は使用しない方がよいです。
アルミニウムと重曹が熱によって化学変化を起こし黒ずみの原因になってしまいます。
ホーローやかん内側の掃除の仕方
ホーローやかんってレトロな感じのデザインが素敵ですよね。
カラーも様々あって、とてもテンションのあがるキッチン用品の一つです。
お気に入りのホーローやかんは大事に長く使っていきたいですね。
ホーローやかんの特徴
まず、ホーローやかんの特性についてお伝えします。
ホーローとは、ガラス質の繊維を金属の表面にコーティングしたもののことです。
ホーローやかんは、ご存じのとおり、様々な色や形のバリエーションがあって人気です。
このコーティングしているガラスの釉薬(うわぐすり)の色がそのままやかんの色と出せるのも魅力の一つなんですね。
そして、ホーローやかんは何と言っても保温性が高いことが特徴です。
元々が鉄なので直火にも耐えられ熱に強く耐久性があります。
普通、やかんで沸かしたお湯は一定時間を過ぎると冷めていってしまいますが、ホーローやかんの場合は、うっかりポットに移し忘れてしまってもしばらくは高温を保ってくれるので寒い冬場には重宝します。
また、しっかりコーティングされているので、やかんの表面に傷が付きにくく、茶渋などの汚れが付きにくいことも特徴と言えます。
そして、デメリットとしてあげられるのが重いことと、焦げつきやすいということです。
焦げを気にしてゴシゴシとたわしで擦ってしまうと丈夫な素材とはいえ傷が入り、そこから錆びてしまいます。
ホーローやかん内側の掃除方法
では、ホーローやかんはどのようにお手入れするのが正しいのでしょうか。
ホーローは、本来は錆びにくい丈夫な性質を持っているのが特徴なのですが、傷が入ったりするとコーティングが剥がれ錆びの原因になってしまいます。
せっかくお気に入りのやかんです。
錆びが広がって黒ずんでいくのは何としても食い止めたいですよね。
ホーローやかんの黒ずみ掃除には、重曹がオススメです。
- 重曹を目の細かい布やスポンジに含ませて、優しくやかんに塗りこんでいきます。
- 2~3分放置して、くるくると円を描くように丁寧にふき取っていってください。この時、一気にきれいにしようと思って、たわしで力を込めて磨いたりしないように気を付けてくださいね。
市販の錆び取り剤も効果的ですが、消しゴムタイプのようなものは研磨する力が強いのでホーローやかんにはおすすめできません。
あくまで、優しく丁寧に取り扱ってください。
[washmiddle]やかん内側の黒ずみを掃除する時の注意点
では、やかんを長く使うための注意点をお伝えしていきます。
普段のお手入れ方法としては、使い終わったら食器用スポンジで優しく洗うようにしましょう。
そして、できるだけやかんを濡れたままの状態にしないようにします。
水分をしっかり落として乾燥させてから収納することがベストです。
こうすることで錆びや汚れによる黒ずみを防ぐことができます。
長く愛用していくならこのくらい大事に扱った方が良いのかもしれませんね。
そして、何度かお伝えしたように、ホーローやかんは優しい素材の物でお手入れしてあげてください。
たわしを使うことはNGです。
金属のたわしは、頑固でしつこい汚れを落とすことには即効性があって便利なのですが、デリケートな素材のホーローやかんには不向きです。
また、強い研磨剤を使うこともしないようにしましょう。同じ理由でやかんを傷つける原因になります。
内側の錆び付きがかなりひどくなった場合は、残念ですが買い替えをおすすめします。
内側が錆びてしまうと水にサビの成分が溶け出してしまうこともあります。
人体にそれほど悪影響はありませんが、毎日使用すると考えると買い替えがおすすめです。
日本製 ホーロー 野田琺瑯 やかん ih アムケトル 2L ホーロー IH対応 ケットル YOUNG zone
[washmiddle]まとめ
今回は、ホーローやかんなどのやかん内側の黒ずみの掃除やお手入れの方法をご紹介しました。
ホーローなどのやかんは、こまめに優しく丁寧にお手入れすることがポイントだってことが分かりましたね。
こまめにお手入れすることで、見た目の美しさもキープして長く大事に使うことができます。
我が家では、実家から受け継いだ50年もののホーローやかんがいまだ活躍中です。
全然錆びてもいないしツヤもありますよ。
私は、錆びてしまってどうしても使えなくなったホーロー鍋などは、インテリアとして使っています。
やかんであれば、ガーデニングの水差しとしても使えるのでないでしょうか。