床掃除というと、掃除機を使うまたは雑巾で水拭きというのが一般的ですが、モップを使うと楽できれいになりますよね。
でもモップと掃除機はどちらが先か正しい順番ややり方、水切りバケツの使い方も知りません。
今回は正しいモップ掃除のやり方や順番、水切りバケツの使い方をご紹介します。
[washmiddle]もくじ
モップと掃除機はどちらが先?正しい順番は?
床掃除をする時、掃除機を先にかける方は多いですよね。
私もそうしていました。
しかし、いきなり掃除機をかけるのは実はあまりよくないのです。
床には目に見えるホコリの他に、時間をかけて沈んできたハウスダストや、ダニの糞など、目に見えないホコリがあります。
そういうホコリが掃除機の排気で、空気中に舞い上がり、結局また床に戻ってしまうのです。
- なので、床掃除をする時はまず、モップで乾拭きをします。
- それから、床の溝の間など、モップでは取り切れないホコリを、掃除機の吸引力で吸い取ります。
- 最後に水拭きをして、皮脂などのべたつきを落とします。
モップ掃除のやり方
モップには正しい持ち方があります。
- まず右手でも左手でも、やりやすい方の手をモップの先端に持っていき、親指をかけてそのまま握ります。
- 親指をしっかりモップの先端にかけることで、モップを細かく動かしてコントロールします。
- 次に反対の手でお腹あたりの柄を握ります。
- 足は肩幅くらいに開いて、膝を少し曲げたほうがモップの先端に力が伝わり、しっかり拭けるでしょう。
次はモップの正しい動かし方です。
- ついつい前後にごしごし動かしがちなのですが、前後ではなく、左右に動かします。
- 前に進むのではなく、左右に八の字に動かしながら少しずつ後ろに下がっていきます。
ゴミを残さないよう八の字に、包み込むように動かすことがコツです。
縦方向に掃除をしていると、折り返し地点でゴミが溜まります。
また疲労感も縦より横に動かすほうが少ないのです。
床が傷つかないよう、ゴシゴシ力を入れずに、軽く浮かすように動かしましょう。
汚れたら早めにきれいな面に変えるか、洗う、乾拭きであれば掃除機で汚れを吸い取ります。
[washmiddle]モップ水切りバケツの使い方
モップ掃除に水切バケツは欠かせません。
そのまま手で洗うこともできますが、手で洗って絞るのはかなりの手間なので、水切りバケツを使いましょう。
そのバケツの使い方ですが、一般的なローラー式のものと、最近よく売られている回転式のものをご紹介します。
ローラー式の水切りバケツの使い方
まず邪魔になるので持ち手を下げましょう。
糸を上下に振ったり押したり、回転させたりしてよく洗います。
ローラーの間に糸の付け根を持っていき、ペダルを踏んで挟みます。
踏む力を入れてローラーに圧をかけ、上にゆっくり引き上げて絞ります。
じわじわとゆっくり圧を入れるのがコツです。
回転式モップのバケツの使い方
回転式モップとは専用の丸型のモップとバケツがセットになっていて、バケツを回転させることにより、洗浄と脱水をしてくれるものです。
楽にモップを洗浄でき、手軽の使えるとのことで、最近よく出回るようになりました。
回転式モップには何種類かあるのですが、二層式、手押し式のものの使い方をご紹介します。
- 水を貯めた洗浄槽でモップを洗います。
- 回転かごにモップを移します。モップの毛がかごに収まるようにします。
- モップをぐっと押し込んで、かごを回転させ、脱水します。
回転式モップには足踏み式と手押し式があります。また二層式と一層式があります。
足でペダルを踏んでかごを回転させるので片足になり、足や膝が弱い方は使いにくいかもしれません。
モップを回転かごに入れて、押すことでかごを回転させる仕様のものです。力が弱い方には向かないと思います。
洗浄と脱水の層に分かれています。使いやすい、リーズナブルな値段のものが多いというメリットがありますが、場所をとる、洗浄から脱水に移すときに水が垂れるというデメリットがあります。
洗浄と脱水が一つの層でできるものです。
バケツの底までモップを押し込んで洗浄してからモップを持ち上げて、脱水層を浮かせて脱水をします。
水の飛び散りが少ない、場所をとらないというメリットがありますが、慣れるまでは使いにくいというデメリットがあります。
まとめ
床掃除はホコリを舞い上がらせないように、モップで乾拭き→掃除機→水拭きの順番で掃除をしましょう。
ローラー式の水切りバケツは、じわじわと圧をかけてゆっくりと引き上げます。
丸型モップとバケツがセットになった回転式のモップは、手押し式、または足踏み式でかごを回転させてモップを楽に洗浄脱水できます。
一層式、二層式があり、それぞれメリットとデメリットがあるので自分に合ったものを使いましょう。