焼肉ってとってもおいしいし楽しいですよね。
行楽シーズンになれば外でバーベキューもいいですね。
でも、焼肉やバーベキューって服に油汚れとか焼肉のタレがはねませんか?
いつものように洗濯してシミや汚れが落ちるか心配です。
今回は、焼肉のタレや油汚れのついた服の洗濯方法、また応急処置の仕方をご紹介します。
[washmiddle]もくじ
焼肉で服についた油汚れの洗濯方法
肉の油汚れに強いものは、やはり食器用洗剤。
油汚れを落とすために開発されているので最適です。
- 染みの部分に食器用洗剤をつけて、汚れを浮かすように歯ブラシでトントンとたたきます。衣類を痛めないように、軽くたたきましょう。
- 汚れが浮いてきたらぬるま湯で洗い流します。油は温度を上げるとやわらくなりますのでお湯を使います。
これで、染みが落ちていたら普通に洗濯をして終了ですが、落ちなかった場合は次の方法に移ります。
- ワイドハイターなどの液体酸素系漂白剤
- セスキ炭酸ソーダ
- クエン酸
セスキ炭酸ソーダとクエン酸は、ドラッグストアーや百均で購入できます。
漂白剤は液体で酸素系のものを使用します。
塩素系ではないのでご注意ください。
また、粉末だと衣類を痛めてしまう可能性があるので、液体を使用したほうがいいです。
酸素系漂白剤は色柄物などは使用できますが、念のために目立たないところで一度テストしてください。
ウールや絹など、デリケートな素材のものは漂白剤を使用できませんので、注意しましょう。
洗濯する前には、洗濯表示をチェックします。
- 酸素系漂白剤とセスキ炭酸ソーダを1:1で混ぜ、ペースト状にします。
- ①を染み部分に塗り、歯ブラシでトントンとたたきます。
- その上からドライヤーで熱をあてます。加熱することによって漂白効果を高めます。熱湯を少しずつかけてもOKです。
- 仕上げに、水200ミリリットルとクエン酸小さじ1を混ぜたクエン酸水をかけて中和させます。
- ぬるま湯ですすぎ、染みが落ちていたら洗濯機で普通に洗います。
落ちてない場合は上記をもう一度繰り返します。
[washmiddle]焼肉のタレの落とし方
焼肉のタレには、油の他に果実やしょうゆなど水溶性のものが含まれています。
これにも食器用洗剤が最適です。
- まず染みの部分に食器用洗剤をつけ、軽くもみ洗いをしてぬるま湯で洗い流します。
- それから染みの裏にタオルをあて、染みの部分に食器用洗剤をつけて歯ブラシでトントンとたたき、染みをタオルに移していきます。
- 染みが浮いてきたらぬるま湯で洗い流します。
これを繰り返し行い、それでも落ちなければ上記の油汚れのときと同様の方法を行います。
[washmiddle]焼肉で油汚れ・焼肉のタレがついた時の応急処置
外出先で焼肉のタレや油汚れがついてしまったときは、どうすればいいのでしょうか。
そのままで過ごすのは結構恥ずかしいですよね
放っておくと落ちなくなりそうですし、そんなときの応急処置方法です。
いきなり濡らすと染みが広がってしまいますので注意してくださいね。
以下の手順で試してみてください。
- 乾いた布やティッシュで染みポンポンとたたいて移し取ります。
- 布やティッシュに水を含ませ、ハンドソープかせっけんをつけて、染み部分をたたくようにして湿らせます。こすると染みが広がってしまいますので、染みのまわりから中心に向かうようにしてたたいてください。
- 染みの裏側に乾いた布やティッシュをあてて、水含ませた布やティッシュで染み部分をたたいて、汚れを押し出すように吸い取らせます。
- 最後に乾いた布やティッシュで押さえます。
- せっけん分がなくなるまで③④を繰り返します。
まとめ
今回は、焼肉のタレや油汚れのついた服の洗濯方法、また応急処置の仕方をご紹介しました。
- 時間がたったものには、食器用洗剤
- それでも落ちない場合は酸素系漂白剤、セスキ炭酸ソーダ
焼肉の油やたれがついてしまったときは、すぐに対処することで染みを防ぐことができますので応急処置の方法を覚えておくと便利ですよ。
デリケートな素材の服や、どうしても染みが落ちないときは、無理をすると衣類を痛めてしまいますのでクリーニング店などプロに相談してください。