楽しいBBQがあっと言う間に終わると、後片付けが待っています。
うっかり服につけてしまった炭・すす汚れの落とし方はどうすればいいのでしょうか?
ここでは、服や手についた炭・すす汚れの落とし方と予防対策をご紹介します。
[washmiddle]もくじ
服に炭・すす汚れがついた!とにかく濡らさない!
まずは、BBQで洋服についてしまった炭・すす汚れですが、同じ炭でも「墨汁」とは違い「乾いた炭」が汚れの原因です。
その場合必ず守って欲しいことが、濡らさないということです。
これがこのあとの炭・すす汚れ落としの工程の大変さを左右します。
BBQをしていると近くに水もあるでしょうから、その場で思わず水に濡らして落とそうとしてしまうことがありそうですよね。
でも濡らしてしまうと、服の繊維の奥に炭の細かい粒子が入ってしまい、結果的に汚れが落としにくくなるのでご注意してくださいね!
[washmiddle]服についた炭・すす汚れの落とし方
帰宅したらすぐに取り掛かりましょう。
- 使い古しの歯ブラシまたは洋服ブラシなど
- たらいやバケツ(服が入る大きさ)
- 固形石鹸
固形石鹸は手洗いに使うような石鹸でもOKですが、ウタマロ固形石鹸などに代表される洗濯用の固形石鹸が洗浄力が強くてオススメです。
- まずは使い古しの歯ブラシや洋服ブラシ等で、炭をささっと落とします。この時、繊維に沿って一定方向にほうきで床を掃くときのようなイメージで。ゴシゴシするのではなく優しく汚れをはらいます。
- タライやバケツを用意し、ぬるま湯(35~41度くらい)に漬けます。さきほどはらった汚れをお湯に浮かばせるようなイメージで、衣類を揺らします。ここではまだ炭が残っててもOK!
- 固形石鹸を汚れに擦り付けます。
- 再びブラシで一定方向に擦ります。
- 石鹸が残らないように水ですすぎます。
- 最後に普通に洗濯します。
手についた炭・すす汚れの落とし方
服の炭・すす汚ればかり気にして、手は炭で汚れていませんか?
手に汚れが付いたままでは、新たにいろんなところに炭汚れが広がってしまいますので、洗濯の前に先にチェックしましょう。
手の汚れには、「よく泡立てた石鹸で洗う」ほとんどこれに尽きるようです。
あまりに取れないようでしたら、ブラシ(服の汚れを取るのとなじでOK)を使ったり、オリーブオイル等の食用油を塗ってから、再び泡で洗ってみてください。
お風呂で髪を洗うと髪がブラシの役目をして、気付いたら手の炭・すす汚れが落ちていた、ということもよくあるんだとか。
一人でお風呂に入れるお子さんなら、先にお風呂に入ってもらってその間に服の汚れを落とすほうが効率的ですね。
[washmiddle]BBQで役立つ炭・すす汚れの予防対策
服や手の炭・すす汚れを防ぐ方法を知っておけば、安心してBBQを楽しむことができますね。
- 汚れても良い服装で行く、エプロンを着用する。
- 服に付いた汚れは「濡らさない」。
- 手に付く汚れには、手袋を使用する。
- 汚れが付いても落としやすくするためにハンドクリーム(ジェルではなくクリームタイプ)やオリーブオイルなどを塗っておく。
- 火消しの際、水をかけない
BBQに慣れていないと手っ取り早くバケツの水などをかけてしまいがちですが、温度の高い水蒸気が発生し火傷の危険がありますし、すすが飛んで服が汚れます。
火を消すときは、バケツなどに水を張りその中に1つずつ炭を入れていきましょう。
軍手など汚れの激しいものは使い捨てにしてしまうのもありです。
そのまま1日過ごすよりは、少しは汚れを落とすことができますからね。