車のシートは、食べこぼしや汗染みでけっこう汚れています。
車のシートの汚れや臭い取りは、セスキ炭酸ソーダでキレイに落とせます!
今回は、セスキ炭酸ソーダ使った車のシートの汗染みや臭い取りの方法をご紹介します。
もくじ
車のシートは結構汚れている
車の中、特にシートは結構汚れています。
体から出る汗、髪の毛、お菓子やジュースを飲んだ時の食べこぼし、ペットの毛、チリ・ホコリ、タバコの灰・ヤニなど、数えたらキリがありません。
もし、汗や食べこぼしなどをそのまま放置していると、ダニやカビなどのエサや栄養になり、どんどん繁殖します。
また、車を降りる時や離れる場合は、窓を閉め施錠をしますよね。
車は密室状態になり、風通しが悪くなります。
暑い日だと車の中は蒸し風呂状態です。
雨の日や寒い日でも風の通らない密室では、菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
想像するだけで、とても不快になりますよね。
車のシートをセスキで掃除する方法
車のシートの汚れは、日が経つごとに奥に入り込んでいくので、汚れに気付いたらすぐに拭き取ることが大切です。
車のシートの掃除には、セスキがおすすめです!
まずは、セスキ炭酸ソーダでセスキスプレーを作ります。
- セスキ炭酸ソーダ(小さじ1)
- 水500ml
- スプレー容器
- ゴム手袋
- ゴム手袋を着用する(手あれ予防)
- スプレー容器にセスキと水を入れる
- よくふる
- 完成
とっても簡単ですね!
このセスキスプレーを使って、車のシートを掃除する方法を見ていきましょう。
- セスキスプレー
- 柔らかい布
- ゴム手袋
- 掃除機で表面の細かなゴミ・ホコリを取り除く(ハンディの掃除機やコロコロなどを使用すると便利です)
- ゴム手袋を着用(手あれ予防)
- 柔らかい布にセスキスプレーを吹きかける
- シートを拭く
- 汚れが取れたか確認をして、よく乾燥させる
セスキスプレーを直接シートにスプレーする方法もありますが、たくさんかけ過ぎるとシートの奥までしみ込んでしまった場合に乾かすのが大変です。
湿気が残るとカビなどの原因にもなるため、柔らかい布にスプレーをして汚れを拭き取るようにしてください。
セスキスプレーは、車のシートの他にハンドルやダッシュボードの汚れにも使用できます。
本革には使用できない!
セスキスプレーを本革のシートに使用するとシミになる場合があります。
本革には、専用のスプレーなどをご使用ください。
セスキ炭酸ソーダとは
セスキとは、セスキ炭酸ソーダの略で、液性は弱アルカリ性、特に油汚れに効果を発揮し、手あかやたばこのヤニ汚れも落とします。
セスキと重曹の違い
油汚れのお掃除によく使われるもので「重曹(炭酸水素ナトリウム)」があります。
こちらもセスキと同じ弱アルカリ性です。
セスキ炭酸ソーダ | 重曹 | |
pH | 9.8 | 8.4 |
液性 | 弱アルカリ性 | 弱アルカリ性 |
特徴 | 水に溶けやすい | 水に溶けにくい |
価格 | 重曹より少し高め | 安価 |
注意点 | 手荒れに注意 |
セスキと重曹の違いは、㏗(ピーエイチ)の違いです。
㏗とは、水溶液中の水素イオン濃度を表す指数のことです。
中性の指数が7で、それより大きければアルカリ性、小さければ酸性です。
上記の表を見ると、セスキも重曹も弱アルカリ性ですが、セスキの㏗の方の数値が大きいので、重曹よりアルカリ性が高くなります。
セスキは水に溶けやすいので、スプレーボトルに水と一緒に入れると簡単にセスキスプレーができます。
重曹は水に溶けにくいので、ペースト状での使用に向いています。
セスキの価格は重曹より少し高めになりますが、最近では100円ショップにも置かれているので、そちらを利用すると安く手に入ります。
セスキの汚れを落とす力は、重曹の10倍と言われています。
肌への負担も大きくなるため、使用する際はゴム手袋などを着用して手を保護してください。
車のシートの汗染みの取り方
車のシートの汗染みも先ほどのセスキスプレーで落とすことができます。
- 柔らかい布にセスキ水を含ませる
- シートの汗染みの箇所をトントンとたたいて汚れを浮かせる
- 柔らかい布で汚れを拭き取る
- 汚れが取れたか確認をして、よく乾燥させる
業者に、車のシートの掃除や汗染み取りなどのクリーニングを頼むと、1シート3,000~5,000円くらいかかる場合があります。
もちろん、徹底的にクリーニングをしてもらえるので、とても清潔なシートになります。
しかし、例えば、自分やお子さんがお菓子やジュースをこぼしてしまったり、夏場は汗をかいた状態で車に乗り込む場合もあります。
その度に業者に依頼していたら、家計は赤字になってしまいますよね。
車のシートの臭い取り方法
車のイヤな臭いは、シートからしている場合もあります。
セスキスプレーは、消臭にも使えます!
- ゴム手袋を着用する(手あれ予防)
- シートにセスキスプレーをシュシュと吹きかける
- シートをよく乾燥させる
セスキスプレーの保存期間は、だいたい1~2週間くらいです。
季節や保存状態にもよると思いますが、特に暑い時期に車の中に置きっぱなしというのは良くありません。
セスキスプレーは、掃除する度に車内に持ち込む方が良いですよ。
まとめ
車のシートの汚れは、気付いたらすぐに拭き取ることが大切です。
セスキスプレーは、簡単にそして安価に作れるので、ぜひ試してみてください。