スーツにしわあると、すぐに着たい時、しわ取りが必要です。
また、せっかくしわ取りをしても、座ってしわになっては台無しです。
緊急にスーツのしわ伸ばし方法やしわにならない座り方を知っておくと、いざという時に役に立ちます。
今回は、スーツの緊急時のしわ伸ばし方法、しわにならない座り方などをご紹介します。
見た目の印象は非常に大事です。
仕事のスーツなら信用問題にも関わります。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
[washmiddle]もくじ
アイロン不要!緊急でスーツのしわ取りの方法
実は、このスーツにしわ問題。
我が家では非常にタイムリーな話題なんです。
長男が中学生になって学生服を毎日着用するようになったのですが、上着はまだしもズボンのしわが気になっていたんです。
半日以上椅子に座って授業を受けて帰ってきますから、結構な深いしわができてしまっています。
帰宅後、気になって手で伸ばしてハンガーにかけてはいますが、しわは消えません。
まだ中学生だからいいかと思いつつ、やはりピシッとした制服を着せてあげたいものです。
さっそく、アイロンを使わずともしわを伸ばすことの出来る方法を調べてみました。
アイロンをかける時に霧吹きを使いますよね。
あの方法と同じ要領で、気になるしわの所に霧吹きで水をかけます。
その後、その部分を手で軽くしわを伸ばすようになでます。
そのまま完全に乾くまで待てば、ある程度のしわを消すことができます。
ただ、時間のない朝だとぬれたスーツが乾くまで待てませんよね。
そんな時は、ドライヤーを使って乾かしていきます。
気をつける点は、ドライヤーをスーツに近づけ過ぎないことです。
生地をいためる原因になりますので注意してくださいね。
同じような方法で蒸しタオルでしわを取る方法もあります。
お湯は40℃くらいが適温です。
アイロンのスチームでしわを伸ばすような感じですね。
お湯につけた大きめのタオルを固く絞り、10秒ほどしわの気になる部分を挟みます。
その後は、自然に乾燥させるかドライヤーで乾かしましょう。
また、店頭では衣類のしわを取るための専用スプレーが販売されています。
普通の水でスプレーするよりもしわを取る効果があり、乾燥も早く済むので一本持っておくと便利です。
また、消臭や除菌の効果もあり、静電気予防の効果もあります。
花粉の多い季節は、衣類にほこりや花粉が付着することを防ぐことができるので安心ですね。
旅行先などにも持って行ける携帯用の小さなタイプもありますので旅先でのしわ取りもできます。
前日に、しわが気になった場合はまだ時間的な余裕がありますね。
浴室の蒸気を利用して、しわを取る方法もあります。
ただハンガーにかけておくだけなので、非常に手軽に行える方法です。
お風呂上りにスーツを30分ほどハンガーに吊るしてお風呂場にかけておくと、浴室の蒸気を吸い込んでしわがゆっくり伸びていきます。
後は、風通しの良い所にほしておくだけである程度のしわが解消されます。
ただ、梅雨の時期などジメジメの季節はカビが繁殖しやすいですのでおすすめできません。
[washmiddle]アイロンを使ったスーツのしわ伸ばしの方法
しっかりアイロンをかけられる場合は、アイロンの正しいかけ方を知っておくとよいですね。
スーツにアイロンがけをする際の一つ目のポイントは、アイロンの温度です。
スーツの生地の素材によって適温がことなってきます。
綿や麻の場合は、180℃~200℃。
ナイロンやアクリルなどの場合は、110℃~130℃。
ウール生地の場合は、140℃~160℃くらいになります。
生地に合った温度でアイロンをかけないと、生地をいためる原因になります。
スーツにアイロンをかける際の必要アイテムは、霧吹きと当て布です。
当て布をせずにアイロンがけを行うとテカリが出てしまいます。
スチームアイロンの場合は霧吹きは不要です。
1.まずは、肩から袖にアイロンをかけます。
左手でしわを伸ばしながらかけましょう。
アイロンは強くかけ過ぎないこともポイントです。
なでるようにゆっくりかけていきましょう。
2.次に、後ろ身ごろにかけます。
アイロン台にかぶせるように置いて上から下にかけていきます。
背中は自分では見えませんが、人からはチェックされる場所ですので、しっかりと丁寧にかけましょうね。
3.前身ごろをかけます。
ポケットの部分などは、しわにならないように注意してかけましょう。
ラペルの部分は折り目をつけすぎるとペタンとした感じになってしまうので、ふんわりと立体的に仕上がるように意識してかけましょう。
襟は裏からもしっかりとアイロンをかけるときれいに仕上がります。
4.スラックスをかけます。
スラックスですが、まずは腰の部分を一周かけていきます。
スラックスは、アイロン台を挟み込むようにかけることがポイントです。
両面を一度にかけてしまうと必ずしわが残ります。
アイロン台を挟んで片面ずつ丁寧にかけましょう。
ファスナーの部分は気を付けてかけましょう。
足の部分も片方ずつ折り目に注意してかけていきます。
スラックスは折り目がきちんと入っていないと、型崩れしたように見えてしまいますので、格好よく仕上げるには折り目を大事にかけましょうね。
裾の部分は裏側からかけます。
足元の意外に見られています。
アイロンがけで見落としがちな部分ですがしっかりかけましょう。
スーツがしわにならない座り方
せっかくしわを伸ばしたきれいになったスーツ。
できれば、座ってスーツにしわができてしまうということは避けたいですよね。
スーツがしわにならないように心がけることは、なるべく足を組まないこと。
当然足を組むと、その部分が重なり力が入るのでしわになりやすいですよね。
- 膝をなるべく曲げずに座る(少し難しいですね)
- できるだけ椅子には浅く腰掛ける
これは大事ですね。
椅子と接触している部分が少ない方が、当然しわは少なくなります。
- 長時間座りっぱなしにならない
- 汗ばんでいる時に座らない
これも大事です。
特に汗をかきやすい人は、湿気で衣類の繊維が膨張します。
すると、繊維がほつれてその状態で体重がかかるため、余計にしわが残りやすくなります。
電車やバスなど人が多い状態では、まさにこの状況が起きますね。
汗をかきそうだなと予想出来る時には、なるべく座らない方が無難です。
仕事でデスクワークをしていると、足を伸ばした状態で座ることや立ったり座ったりを頻繁に行うことは難しいですよね。
しわを付けないようにしようと一日中気を使って座ることも大変です。
しわが付いたら、先ほどご紹介した緊急時の方法と丁寧なアイロンがけでお手入れしていくことが大事です。
[washmiddle]まとめ
時間が無い時でも、スーツのしわは解消できる方法があると知って安心しました。
霧吹きをかけてドライヤーで乾かす方法は、ぜひ取り入れていきたいと思います。
子どもの制服も旦那さんの仕事着も、ピシッと格好よく決めてあげたいですよね。
時間がある時はアイロンがけを丁寧に。
見た目の印象もとても大切です。