たたみ方

虫食いから服を予防!服を食べる虫はどこから?時期や素材は?

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衣替えの季節で気をつけなければならないのが、服の虫食いです。

服を食べる虫はどこから来るのでしょうか?

服の虫食いが多い時期や素材、予防法を知っておけば、正しい虫食いの予防対策が取れますよね。

今回は、服を食べる虫はどこから来るのか、服の虫食いが多い時期や素材、衣類の虫食いを予防するために正しい保管方法をご紹介します。

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もくじ

服を食べる虫はどこから?どんな虫なの?

服を食べる虫、すなわち「害虫」といえばイガカツオブシムシなどが一般的です。

これら虫は、草花や着ている衣類などに付着し、外部から家の中に持ち込まれることが考えられるほか、窓からの進入、家具やダンボールなど家の中で繁殖し長年住み着いているものもいるようです。

衣類を蝕む害虫は通常幼虫ですが、形はイモムシの様なものが多く、サイズも5~10mm程度と肉眼で見つけ出すことができるかどうかという大きさです。

もし、愛用の衣類に小さなものでも穴やほころびが見られるような場合は、間違いなく収納場所に害虫が生息していると考えるべきですね。

次はそんな害虫たちの活動場所や時期について詳しく見ていくことにしましょう。

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虫食いがしやすい時期や服の素材は?

害虫の多くは衣類でも特に毛織物やウールなどの動物性繊維や毛皮、シルクなど高級衣類を食害します。

当然、食べこぼしやシミの着いた状態での収納はもってのほかです。

発生時期は種類によっても様々ですが、カツオブシムシは4月~5月に産卵し、その後一年を通じて虫食い活動を行うとされています。

一方のイガは一年に3回の産卵期があり、一年中休む間もなく活動を続けます。

害虫の多くは15度以上の気温で活動が活発化し、高い湿度を好みますが、猛暑や40度を超えるような暑さの中では活動が鈍化したり死んでしまいます。

やはり季節が変わった春から初夏に掛けてが、最も害虫が活発になる要注意の時期だということができます。

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虫食いを予防する方法は?

虫食いを予防するのに大切なのが防虫対策です。

何はともあれ、ひとまず防虫剤をタンスやクローゼットに衣類と一緒に入れて一安心。

後は次のシーズンまでそのまま放置…という人も少なくないのではないでしょうか?

最近では市販されている防虫剤の種類も多く、タンスなどに入れる丸型の固形のものや、ハンガーと一緒に掛けるクローゼット設置型、スプレータイプなど選択肢も増えました。

また、以前はクリーニング店でしかできなかった「防虫加工」も最近では家庭でできるようになりました。

ただひとえに「防虫」「防虫剤」といっても種類や用途も様々で、使い方一つで効果的にもなり、また逆効果を生み出す場合もあります。

 

大切なのは、衣類の種類や保管場所・環境に合わせて使い分けるということです。

防虫剤の種類は大きく分けて樟脳(しょうのう)ナフタリンパラジクロルベンゼンピレスロイド系などに大別できますが、できるだけ併用は避けた方が良いでしょう。

効果が半減するだけでなく、衣類へのシミや変色などの恐れも出てきます。

全般的に樟脳は、万能タイプであらゆる衣類の用途に適しています。

ナフタリンは、塩化ビニール系・金糸・銀糸には適していませんが、効能が長くスーツなどに最適です。

パラジクロルベンゼンも、金糸・銀糸には相性が悪く、また合皮やラメに入ったものにも不向きですが、揮発性が高く早く浸透します。

ピレスロイド系の製品は、無臭のため他の商品との併用も可能で、クローゼットや衣装ケースなどに適しています。

防虫剤の併用はなるべく避けて、それ以外にも保管する衣類の詰め込み過ぎや防虫剤の過剰な投与にも十分気を配ることが大切ですよ。
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まとめ

今回は、服を食べる虫はどこから来るのか、服の虫食いが多い時期や素材、衣類の虫食いを予防するために正しい保管方法をご紹介しました。

害虫の種類や特徴もさることながら、やっぱり大切なのは、

  1. 収納したい衣類の種類と保管場所に適した防虫剤を選ぶ
  2. 保管方法をしっかり守る
次のシーズンに気持ちよくお気に入りの衣類が着れるように、今年の春から実行しましょう!
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