洗濯が終わっていざフタを開けてみると、衣類に白い粉のようなものがついていたことありませんか?
それは、洗濯洗剤の溶け残りかもしれません。
特に粉末洗剤を使った時には注意が必要で、洗濯洗剤が溶け残るのは、いつもの洗濯の時に何気なく行っていることに原因があるんです。
今回は洗剤が溶け残る原因と溶け残らないようにするための予防法、粉末洗剤の選び方をご紹介します。
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もくじ
洗濯洗剤が溶け残る原因は?
洗濯洗剤が溶け残る原因は何でしょうか?
毎日の洗濯の中で何気なくしていることが原因かもしれませんよ。
洗濯洗剤入れすぎてない?
しっかり汚れを落としたいと思って、適量以上の洗濯洗剤を入れていませんか?
縦型洗濯機は洗濯物の量に対して水量が決まって、その水量に対して適切な洗濯洗剤量を決めてくれます。
水量に対して洗濯洗剤が多いと、溶け残りやすすぎ残しが出てしまい、衣類に白くついてしまうことがあります。
粉末洗剤がダマになってない?
粉末洗剤は湿気に弱いので、ダマになりやすいので注意が必要です。
粉末洗剤をダマのまま入れてしまっては、溶け残りが出やすくなります。
粉末洗剤は密閉容器に入れて保存するといいですよ。
洗剤投入口にちゃんと入れてる?
洗濯洗剤はどこに入れていますか?
もしかして直接洗濯物に回し入れているのでは・・・。
大抵洗濯機には洗濯洗剤用の投入口があります。
投入口に入れることで、洗濯洗剤は溶かされて投入されています。
洗濯物に直接回し入れてしまっては、溶け残りやムラになってしまうことがあります。
水が冷たくないですか?
特に冬場や寒い地域では、水温が低くなります。
やはり水温が低いと洗濯洗剤が溶けにくくなってしまいます。
入浴後の残り湯を使えば少し洗濯洗剤が溶けやすくなるでしょう。
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粉末の洗濯洗剤が溶け残らない予防方法は?
洗濯洗剤が溶け残る原因が分かったら、今度は予防するにはどうすればいいか分かりますね!
洗濯物は詰めすぎない
家族が多い場合や、厚手の衣類が増える季節ではできるだけ洗濯の回数を減らそうと、つい洗濯機に洗濯物を詰めすぎていませんか?
洗濯物がいっぱいに詰め込まれていては、洗濯洗剤が水と触れて溶ける余裕スペースがありません。
これでは洗濯洗剤が溶け残ってしまう可能性があります。
洗濯物は洗濯機の7割程度にして、洗濯洗剤と水がしっかり混ざりあって溶けるスペースを作ってあげましょう。
洗濯物をしっかり水に浸す
洗濯洗剤は水にちゃんと触れることで溶けます。
洗濯物がしっかり浸からず水量が少なすぎては、十分に洗剤と水が触れ合わず溶け残ってしまいます。
洗濯物を詰めすぎも、洗濯物がしっかり水に浸からない原因のひとつですが、全自動洗濯機ならではの原因もあります。
それは、全自動洗濯機は洗濯物の量にたして水量が決まりますが、節水機能があり少なめの水量になってしまうことがあります。
そんな時は手動で水量を調節して、洗濯物をしっかり水に浸るようにします。
お風呂の残り湯で洗う
水温が低いと洗濯洗剤の溶け残りは起きやすくなってしまいます。
水温が高いほうが洗濯洗剤はしっかり溶けて、洗浄力も上がり洗濯物の汚れをしっかり落とすことができます。
また、残り湯を使うことで節水にもなりますね。
特に水温が低くなりやすい季節には、入浴後の残り湯を使って洗濯するのもいいですよ。
先に洗濯洗剤を溶かしておく
溶けにくい洗濯洗剤や、溶け残りが心配な時は、先に洗濯洗剤を溶かしておくのも手です。
先に洗濯洗剤を溶かしておく方法は2つあります。
まず一つは、通常なら洗濯物を先に洗濯機に入れますが、先に洗濯洗剤と水だけを入れて洗濯機を回します。
そうすることで、洗濯機の中で先に洗濯洗剤を溶かしてしまいます。
もう一つは、洗面器や小さな容器に洗剤とぬるま湯を入れ先に洗濯洗剤を溶かしておいてから、洗剤の投入口に入れます。
この方法であれば、水温が低いときや入浴後の残り湯も使えない時なども、ぬるま湯であらかじめ洗濯洗剤を溶かしておくので、溶け残りの心配がなくなります。
洗濯洗剤は均等に振りかける
洗濯洗剤は洗濯洗剤専用の投入口に入れましょうと言いましたが、中には洗濯洗剤専用の投入口がない洗濯機もあります。
そんな時はできるだけ、一か所に洗濯洗剤がかたまらないように均等に振りかけましょう。
洗濯洗剤の溶け残りは、洗濯洗剤が水と十分に触れずに一か所に固まってしまうことで起きてしまいます。
100均の便利グッズを使う
100均に「粉末洗剤用ネット」があります。
このネットに粉末洗剤を入れて、洗濯機に入れて回すだけです。
万が一洗濯洗剤が溶け残っても、溶け残りはネットに残るので衣類につく心配がありません。
粉末洗剤用ネットは使い古しのストッキングでも代用できます。
ただ、穴が開いていないか注意してくださいね(笑)
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粉末の洗濯洗剤の正しい選び方
洗濯洗剤は大きく分けて、「おしゃれ着用洗剤」「液体洗剤」「粉末洗剤」の3つの種類があります。
おしゃれ着用洗剤は、ウールや絹などのデリケートな素材のものを洗濯するときに使いますよね。
それでは液体洗剤と粉末洗剤はどうでしょうか?
実は液体洗剤より粉末洗剤のほうが洗浄力が高いんです。
ですから、液体洗剤を普段使用にして、粉末洗剤は頑固な汚れのある時に使うようにするなど、液体洗剤と粉末洗剤を使い分けるのがおすすめです。
おすすめの粉末洗濯洗剤
アタック バイオEX
繊維の奥からニオイの原因となる皮脂汚れを引き出して、気になるニオイまでスッキリ落とします。
トップ プラチナクリア
ガンコなエリそで汚れの原因となるタンパク質を効果的に分解する酵素を配合していて、洗濯中に1度落とした汚れを衣類に移さないので、まとめ洗いも安心です。
アリエール サイエンスプラス7
2種類の漂白剤が配合されていて、泥汚れや黄ばみ・皮脂汚れなど加えて、雑菌臭や洗濯槽のカビなどの汚れに効果的に働いてくれます。
酸素系漂白剤が配合されているので、色柄物も安心して洗えます。
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まとめ
今回は洗濯洗剤が溶け残る原因と溶け残らないようにするための予防法、粉末洗剤の選び方をご紹介しました。
溶け残りは粉末洗剤だけの問題と思っていたら、実は液体洗剤でも同じ悩みが多いようですね。
洗濯洗剤が溶け残らないようにするための予防法は、粉末洗剤でも液体洗剤でも共通しているので、ぜひ試してみてくださいね。
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