布団カバーはどれくらいの頻度で洗濯しますか?
人が一晩で汗をかく量は、多い人で1 Lぐらい。
洗濯したほうがいいけど、布団カバーの洗濯後のセットが面倒です。
布団カバーを裏返しにすると効率的にセットできるんですよ。
今回は、面倒でもできる布団カバーの洗濯法や頻度、裏返しの時短テクニックをまとめてみました。
梅雨には、アレルギーを引き起こす原因のダニが最も繁殖する時で、秋頃には春に比べて300倍ものダニが繁殖します。
洗濯した方がよさそうですね。
[washmiddle]もくじ
布団カバーの洗濯する時のポイント
布団カバーには、汗や皮脂汚れ、髪の毛、ほこりなどがたくさん付着しているんです。
汚れていないと思っても、表には意外とゴミが付着しています。
そこで、布団カバーを洗う手順のポイントを押さえていきます。
まず布団カバーについたゴミを取り除く
洗濯の前に必ず、布団カバーについたゴミを落とさないと、洗濯機の中がクズだらけになり、せっかく洗ったシーツもゴミが固まった状態で付着してしまいます。
必ず洗濯機に入れる前に取り除きましょう。
掃除機でまんべんなく吸い取る
最近では布団専用掃除機や、日常使っている掃除機の先端に取り付ける布団専用ノズルが販売されています。
人手間かかりますが、ほこりもたたず、省スペースで行うことが出来ますよね。
ベランダや庭で布団を一度干す
10時ごろから布団干しのゴールデンタイムです。
シーツカバーがかかったまま、布団を干してしまいましょう。
その時になでるように布団からゴミを取り除きます。
そのまま布団を干せば、布団も外の空気に汚されずに干すことが出来ます。
布団は1時間、両面干せば生地も傷まずに適度に干せます。
布団をたたいたりすると、ダニの糞が粉々になってしまってアレルゲンがより一層広がってしまうので、布団をバサバサと振ります。
ただ、マンションなどで上階から下へ向かって布団を振ると、下の階の方にご迷惑が掛かりますので、敷地内が、もしくはお部屋の中で行うほうがベターです。
洗濯機に入れるときは、裏返しせずにチャックを閉める
汚れは裏でなく、表に付着するものなんです。
ゴミを落としたと思っても、なかなか取れきれていません。
ひと手間かかりますが、表側にしてチャックをし、中にゴミが入らない状態にします。
洗濯機に入れるときは屏風たたみにしてネットに入れてから洗濯すると、生地が傷まなくて済みます。
ネットにいれて洗濯すれば洗濯が終って洗濯機から取り出すときに絡まった状態ではなく整った状態で取り出すことが出来ます。
[washmiddle]布団カバーを干す時のポイント
布団カバーの洗濯ポイントは干し方で時短できますよ。
洗濯したあとは、効率よく、きれいに時短でコンパクトに干したい!のが本音です。
かさばる布団カバー、大きな庭やベランダがないと干せないイメージですが、いろいろな乾かし方があるんです。
カーテンレールを利用して干す方法
目から鱗のカーテンレール技です。一般的な窓はシーツと比べやや小さめですが、干すには十分なスペースです。
カーテンレールにS字フックを取り付けて、洗濯ばさみで数か所つまんだシーツをひっかけていきます。窓を少し開けておけば、風通しもよく時短で乾かすことが出来ます。
洗濯ピンチハンガーを使って、ジグザク干しする方法
少し手間がかかりますが、ピンチハンガーを使って干す方法があります。
ピンチハンガーのスペース分場所を確保すればいいだけなので、手軽に試すことが出来ます。
ただ、シーツ用として日常的に使うピンチハンガーとは別に購入しないといけないので、あまりシーツなんて洗濯しないわ!という方にはメリットがないかもしれません。
バスタオル専用の大型ハンガーで干す方法
シングルサイズのシーツなら縦二つ折りにすれば、干すことが出来ます。
縦は2メートルと長いので2つのハンガーを使って、M字の状態にして干します。
洗濯乾燥機で、思い切って乾燥させる方法
家庭で洗濯乾燥機がない家では、現実的ではないかもしれませんが、実は衛生面では洗濯乾燥機で乾かしたほうが非常にいいのです。
洗濯で、ダニの死骸や糞は落とすことが出来るのですが、実は生きたダニは水洗いしてもしがみついたまま生き残っています。
洗濯乾燥機は100度以上で乾燥させるので、ダニが死滅する温度をはるかに超えます。
コストはかかるかもしれませんが、非常に理にかなった乾かし方です。
[washmiddle]布団カバーは月に何回洗濯するのがベストなの?
よく耳にするのが、週一回のお洗濯。
海外では週一回以上お洗濯している家庭がおおいそうです。
日本ではアンケートでもシーツ交換の頻度は少なく、長期滞在型のホテルや、病院などでもシーツ交換は1週間に一回の割合です。
病院でも週一回と聞けば、何となく肩の荷が下りますよね。
まめに洗濯ができないという方は、布団をかける前に、タオルケットをかける方法もおすすめです。
そうすれば、タオルケットを洗うだけになりますから、取り外したりする手間を省くことが出来ます。
[washmiddle]布団カバーを効率的にかけるときのコツ
一番面倒なのが洗濯した後、布団にカバーをかける作業。
ホテルや病院だったら、どうシーツを交換してるか気になるところです。
二人でシーツを交換する
手伝ってくれる人がいるならば、絶対に取り入れとほしいこのスタイル。
1人でシーツをかけるより、一瞬で終わります。
- まず、布団を広げてその上にシーツを広げます。
- チャックを開けてチャックがついていない対面の辺の角を一人ずつ持ちます。
- その角をつまんでチャックまで手繰り寄せます。つまんだ角の裏の紐が見えたら、その紐を2人同時に結びます。
- 結んで布団とカバーを一緒につまんだら、2人同時に布団をつまみながら持ち上げます。
- 蛇腹になっている状態のシーツを下に引っ張って、反対側のシーツの紐を結びチャックを閉めます。
シーツ交換は腰の高さで行うと、楽にできます。
ベッドの上や、手すりにかけて行うと、かがまなくて済み、楽にシーツをかけることが出来ます。
高さがあって布団を置く場所があれば、重量を感じることなく、2人作業でなくてもコツを掴めば楽に交換できますよ。
布団カバーを裏返しにして紐をすべて結ぶスゴ技
上記のシーツ交換でも上手くできない!という方のために、紐をすべて結ぶという斬新なカバーのかけ方もあります。
方法はいたって簡単。
布団カバーを裏返しにして、布団のすべての場所に紐を結んで、シーツを裏返すだけ。
ただ、必ず布団カバーに紐がついているタイプでないとできません。
お持ちの布団カバーが古いと、ついていない場合がありますので要注意です。
[washmiddle]清潔を保って、よい寝心地を
布団にはハウスダストやダニなどアレルゲンがたくさんあり、毎日不衛生のまま使用していると、アレルギーが発症したり症状が悪化したりします。
夏には最低でも週1回お洗濯するのがおすすめです。
洗濯すれば寝心地よくなること間違いなし。
快適な睡眠をとっていきましょう。