小さいお子さんや赤ちゃんがぬいぐるみで遊ぶ時、舐めたり口に入れたりすることがありますよね。
ぬいぐるみで心配なのがダニの発生です。
ダニ退治で考えられるのが、洗濯したり乾燥機にかけたりすることです。
今回はぬいぐるみは洗濯すればダニ退治できるにか、乾燥機・天日干し・掃除機は効果あるのかご紹介します。
ぬいぐるみ自体はとてもかわいく柔らかいので、安心できるおもちゃですが、ホコリも付きやすく、舐めても大丈夫かな?と思ってしまいます。
お子さんが喘息やアトピーなどのアレルギー症状に悩まされている場合、もしかしたらぬいぐるみのダニが原因かもしれません。
ダニを退治し増やさないためにはどうすれば良いか、参考になれば幸いです。
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もくじ
ぬいぐるみのダニ退治の効果的な方法は?
天日干し
天気の良い日に天日干しをすると、太陽の熱でダニが死滅すると思う人も多いですよね。
実際、ダニはとても強く、60℃以上に30分位あてないと死滅しないそうです。
夏の強い日差しにぬいぐるみをあてても、表面の温度は60℃になることはありませんので、天日干しで完全にダニ退治をするのは難しいです。
洗濯
ぬいぐるみを洗濯する方法ですが、まず、洗濯できる素材か確認が必要です。
そして、外せる装飾品は外しておくことと、ぬいぐるみの目などはビーズなどのプラスチックで出来ている場合が多いので、洗濯機で洗える場合は、必ずネットなどに入れて洗濯してください。
そして、肝心なぬいぐるみを洗濯すればダニ退治は出来るのか?ですが、ダニの死骸やダニのエサとなる唾液やフケなどの汚れは取れます。
せも、生きているダニは鋭い爪で繊維にしがみついて生き残るものもいて、完全に死滅させるのは難しいそうです。
ダニはとてもしぶといのです!
そして、ぬいぐるみを洗濯したときは、完全に中まで乾かすことを忘れてはいけません。
乾ききっていないと、またダニやカビが発生して、アレルギー症状を引き起こします。
乾燥機
コインランドリーの乾燥機は、高温だと80℃くらいになります。
温度60℃以上を30分以上継続しないとダニは死滅しないので、この方法はとても使えます。
ぬいぐるみを守るために、ネットに入れたりタオルを巻いたりして、乾燥機に入れてください。
掃除機
掃除機も、表面のホコリやゴミ、ダニの死骸などは取り除くことはできます。
しかし、洗濯の時と同様に、繊維の奥にいる生きたダニはしがみついてそこにとどまります。
掃除機だけでダニを退治するのも難しいことです。
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ダニを増やさない!ぬいぐるみの日頃のお手入れ方法
それでは、ダニを増やさないために普段からできる、ぬいぐるみのお手入れ方法をご紹介します。
こまめなお掃除
ダニを増やさないためには、日頃からのお掃除が大変重要になってきます。
せっかく乾燥機などでぬいぐるみのダニ退治をしても、部屋を掃除せずに再びホコリまみれの不潔な状態にしていれば、またダニが付くことになります。
こまめに換気する
換気もとても大切です。
ダニは湿気が高くなると繁殖しやすくなります。
窓を開けて換気するか、雨や梅雨の時期は、除湿器などを利用して湿度を下げるように工夫しましょう。
ダニ除けシート・ダニ除けスプレー
最近では、専用のダニ除けシートやダニ除けスプレーが販売されています。
ダニ除けシートは、シートにダニを集めて捕獲し、そのまま捨ててしまえる商品です。
主に、敷布団やカーペットの下に敷いて使用しますが、ぬいぐるみにも使用できます。
その場合、ぬいぐるみの表面のホコリやダニの死骸などを掃除機で吸った後、ビニール袋や密閉できるボックス(衣類の収納ボックスなど)にぬいぐるみとダニ除けシートを一緒に入れます。
中に潜んでいる生きたダニをおびき寄せ捕獲した後、そのままシートごと捨てることができ大変便利です。
ダニ除けスプレーは、消臭スプレーのように手軽に使えるのが利点です。
しかし、小さいお子さんや赤ちゃんがいるご家庭は、少し注意が必要です。
ぬいぐるみを舐めたり口に入れたりする場合があるかもしれませんので、オーガニックや天然のハーブを配合した、口に入れても大丈夫な物を使用されることをおすすめします。
[washmiddle]まとめ
今回は、ぬいぐるみは洗濯すればダニ退治できるにか、乾燥機・天日干し・掃除機は効果あるのかということをご紹介しました。
ダニはとても強く、60℃以上に30分位あてないと死滅しません。
ダニは本当にしぶとい生き物だと痛感しましたね。
しかし、ダニ除けシートなど便利な商品を利用して退治できることも分かりました。
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