洗濯物に鳥のフンが付いていた経験はありませんか?
白色の服だと、ショックですよね。
出来れば自分で染み抜きをしたいものです。
仮に服に鳥のフンが付いたとしても、その取り方さえ分かれば恐れることもなくなります。
では、どのような取り方で鳥のフンを取れば良いのでしょうか?
今回は、「服に付いたフンの効果的な染み抜きや応急処置」について、詳しく紹介します。
もくじ
鳥のフンが服についた!応急処置の方法は?
鳥のフンと言えば、白くドロリとした物と緑に近い黒い物体を思い浮かべますよね。
成分的には、白い方が「尿」で、黒っぽい方が「フン」であることが多いです。
特に白い尿の方が服につくと厄介で、粘着質で取れにくい性質があります。
そのため、ついてしまった直後の応急処置が重要になります。
- ティッシュ
- (出来れば使い捨て手袋)
もし、自宅で洗濯物についた場合は、使い捨て手袋を使用することをおススメします。
なぜなら、鳥のフンには色々な雑菌が含まれていることがあるからです。
外出先でフンの被害にあってしまった時は、手袋などなかなか持っていないですが、できるだけ鳥のフンが直接手に触れないように気をつけて作業をします。
万が一、触れてしまったら、石鹸で念入りに手洗いをすることを忘れないで下さい。
1、ティッシュで、フンの固形物を取り除く
ティッシュを重ねて、衣類に付着したフンを摘んで取り除きます。
この時、上から押し付けてしまったり、擦りつけてしまうと、衣類の繊維の奥まで入り込んでしまいます。
あくまでそっと、摘むように取り除きましょう。
2、白い尿の水分をティッシュで吸い取る
白い尿の部分は、水分を含んでいます。
ティッシュでそっと水分を吸い取りましょう。
その後、白い尿酸の結晶をティッシュで摘み取ります。
3、濡れたティッシュで、汚れを取り除く
固形物や水分が取り除けたら、濡れたティッシュで更に汚れを取り除きます。
やはり、ここでも擦りつけたりしないで、優しく押すように取り除きましょう。
4、汚れがおおよそ取れたら、もう一度ティッシュでそっと押えて水分を取り除く
最後に、仕上げとして乾いたティッシュを上から当てて、全体の水分を吸水します。
以上が、応急処置の流れになります。
ここまでしておけば、洗濯の時に楽に鳥のフンを落とすことができます。
時間の経過と共にフンが酸化してシミ付いたり、こびり付いて取れにくくなる恐れがあります。
そのため、鳥のフンがついてから出来るだけ早いタイミングで、上記の応急処置をすることをおススメします。
鳥のフンに限らず、外出先には様々なトラブルが発生します。
日頃から、ポケットティッシュをかばんに常備して置けば安心ですね。
服についた鳥のフンの取り方
外出先での鳥のフンが服についたときの応急処置の方法をご紹介しましたが、今度は自宅でできる鳥のフンの取り方をご紹介します。
- 液体酵素系漂白剤
- 洗濯洗剤
- ゴム手袋
液体酵素系漂白剤は、洗浄力が控えめで色柄物の洗濯物にも安心して使うことができます。
1、汚れた箇所を水で濡らした後、液体酵素系漂白剤を塗布する
除菌・抗菌効果のある、液体酵素系漂白剤を塗布します。
塗布の濃度や放置時間は、洗剤のメーカーの方法に従います。
2、洗濯洗剤を行き渡らせるために、軽く摘み洗いする
繊維の隅々に行き渡せる目的で、少し揉み洗いをします。
3、鳥のフンの汚れと洗剤成分を水で流す
水道水を流しながら、あらかたの鳥のフンの汚れと洗剤成分を取ります。
4、通常の洗濯をする
後はいつもの洗濯ですが、出来ることなら単独で洗い他の洗濯物と分けましょう。
以上の処置でほとんどの鳥のフンのシミは、綺麗になるでしょう。
ただ、中には素人が取り扱いづらい素材の衣類もあります。
そういった衣類の場合は、セルフクリーニングせずに、応急処置をした段階で早急にクリーニングに依頼することをおススメします。
その際は、どんな汚れで、どんな処置をしたかクリーニング店に伝えることで、より正しい処置をしてもらえます。
まとめ
今回は、「服に付いたフンの効果的な染み抜きや応急処置」についてご紹介しました。
鳥のフンが衣類に付いた時は、
- に出来るだけ早く応急処置
- 洗濯で除菌・抗菌
この2点が要になります。
空から飛んでくる鳥のフン被害・・・。