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【レーヨンの特徴】毛玉はできやすい?失敗しない毛玉の取り方

[washup]

毛玉ができやすい特徴の素材がありますが、特にレーヨンはその代表です。

もしかして、できた毛玉を手でむしり取るといった取り方をしていませんか?

この毛玉の取り方は、繊維をちぎってしまうので、生地を傷めて見た目も伸びてしまったりよれてしまったり。

今回は、レーヨンの特徴と正しい毛玉の取り方をご紹介します。

もくじ

レーヨンの特徴

前述したように、毛玉ができやすい素材があります。

毛玉ができやすい素材として一般的にいわれているのが、アクリル、ポリエステル、レーヨン、アンゴラ、カシミヤ、ウール、起毛素材などです。

セーターやニットなどの冬物素材の物や毛足の長い物が毛玉ができやすいことが分かります。

また、アクリル・ポリエステル混紡の合成繊維、毛やカシミヤ、ウールなどの天然素材も毛玉ができやすいです。

毛玉のできにくい素材は綿100%、麻やシルクなどです。

毛玉が気になる人は素材チェックは重要ですね。

 

では、毛玉ができやすいとされるレーヨンとはどのような素材なのでしょうか?

実は、レーヨン人類が初めて作った化学繊維なんです。

化学繊維ではありますが、天然の原料を使用して作られているので、吸収性が高く手触りも良いことが特徴です。

そして、様々な色にきれいに発色されるため、衣類の素材としてはよく活用されているのです。

価格も手ごろで、繊維も柔らかく手触りもよいことも衣類の素材としてよく使用される理由です。

ポリエステルなどと混合になった場合、レーヨン100%の衣類より、レーヨンのちぎれた毛羽がポリエステルに絡まり、より毛玉として固まってしまう特徴もあります。

しかも、レーヨンとポリエステルの混紡製品は、簡単に取れない小さな毛玉ができやすいのも特徴です。

どうして毛玉ができるの?

では、なぜ毛玉はできてしまうのでしょうか。

それは、衣類同士で擦れや何かに接触して起きる摩擦が原因です。

毛玉ができやすい場所を思い浮かべてみてください。

脇から裾にかけて腕の当たる場所やお腹周り背中などではありませんか?

着用している間に、摩擦や静電気によって衣類の繊維が複雑に絡み合い、毛玉や毛玉の塊になってしまいます。

お子さんのセーターやカーディガンの方が毛玉ってできやすいですよね。

それは大人よりも活発に動くためです。

また、着用頻度の高いものほど、毛玉の量は多くなりますよね。

洗濯中にも他の衣類との接触で毛玉は増えていきます。

その他、車に乗車した際のシートベルトやバッグ、ネックレスや時計などの装飾品などによる擦れも原因になります。

レーヨンの毛玉の取り方

毛玉って目に付いたら気になるから、つい指でつまんで引っ張って取ったり、ハサミで切ったりしませんか?

毛玉を取るということは、衣類の生地がすり減っていくのと同じです。

毛玉を手でむしっていると、その部分だけ生地が薄くなります。

乱暴に毛玉を取ることを繰り返していると、生地がうすくなり結果として生地がいたみ、長く着ることができなくなります。

つまり、本当は「毛玉取り」はしない方がいいんです。

 

しかし、着用しているとどんなに気を付けていても、毛玉はできてしまいますよね。

毛玉が出来てしまったら、どうしても気になります。

そんな時は、指でつまんで引っ張ったりせずに、専用の毛玉取りブラシ毛玉取り機を使用しましょう。

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毛玉取りブラシは、アイロン台の上など平らになる部分に衣類を置いてから、ブラシをかけるようにしましょう。

ブラシの先端に毛玉をかけて、優しく丁寧にブラシをかけていきます。

しかし、毛玉取りブラシは毛玉を取る力加減が非常に難しいので、上手に毛玉を取るまでに時間がかかります。

時間が無い時に慌てて行うと失敗してしまいますので、時間に余裕のある時にゆっくり行うことがオススメです。

 

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毛玉取り機は、毛玉取りブラシよりも簡単に扱うことができます。

毛玉がある場所を片手でおさえて、毛玉取り機を当てていきます。

毛玉取り機をくるくると円を描くようにしながら、毛玉を取り除いていきます。

気を付けるポイントは、毛玉の無い部分に機械を当ててしまわないことです。

衣類をいためる原因になり、新たな毛玉を作ってしまうことにもなります。

ハサミやカミソリなどを使って毛玉を切る方法はNGです。

必要以上に繊維を切断する可能性が高く、穴あきの原因になったりします。

 

毛羽立ちが目立つデザインのニットなどの場合は、毛玉取り機はオススメできません。

毛玉取り機を使用すると、デザインとしての元々の毛羽もカットしてしまう可能性があります。

せっかくのデザイン性が損なわれてしまうので、クリーニングに出すか毛玉取りブラシを丁寧にかけてあげましょう。

逆に、毛羽立ちの目立たない衣類に毛玉取りブラシをかけると、かえって毛羽立ちを目立たせることになります。

また、網目のおおきなニットにブラシをかけてしまうと引っかかったりするので、毛玉取り機を使用する方がよいでしょう。

毛玉を作らないようにするには?

どうやら、毛玉取りを自分で行うことは、結構難しいみたいですね。

では、毛玉ができにくくする方法にはどのようなものがあるでしょうか。

毛玉ができやすい衣類を着た後は、洋服用のブラシで繊維の毛並みを整えておくと、毛羽の絡みを抑えることができます。

ブラシをかける時は力を入れ過ぎないように行うことがポイントです。

また、色々な方向からかけてしまうと繊維が絡まり毛玉になってしまいます。

一定の方向にブラシはかけるようにしましょう。

 

また、同じ衣類を連続して着用しないことも大事です。

冬場などはお気に入りのニットなどを続けて着用しがちです。

少しでも摩擦の回数を抑えるために、連続での着用は控えましょう。

 

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毛玉防止スプレーも販売されています。

このスプレーは、静電気を防ぐ効果があるので毛玉をできにくくしてくれます。

ストッキングなどに使用する静電気防止スプレーでも、同様の効果が得られますよ。

 

他には、洗濯の方法を工夫少し工夫するだけでも、デリケート素材の衣類を長く綺麗に使えます。

私が行っている方法は、ニットやカーディガンなど毛玉のできやすい素材の物は、洗濯機に入れる前に袖を内側に入れることです。

こうすることで、洗濯物の絡みを減らすことができます。

ボタンなどもしっかり閉めてネットに入れましょう。

脱水の方法にも工夫があります。

そのままネットで脱水するよりも、バスタオルに包んで脱水にかけると生地も傷みません。

衣類同士の擦れや他の物への接触が防げるので、毛玉もできにくくなりますよ。

簡単ですので、ぜひ一度やってみてください。

まとめ

今回は、レーヨンの特徴と正しい毛玉の取り方をご紹介しました。

せっかくのお気に入りの洋服は、大事に着て長持ちさせたいですよね。

毛玉ができやすいレーヨン素材の洋服は、日頃のお手入れ方法や洗濯方法を気をつけてくださいね!