洗濯表示マークに新しく乾燥機マークが登場したのは知っていますか?
それだけ自宅で乾燥機を使うことが身近なことになってきたということですね。
今回は洗濯表示マークに加わった乾燥機マークについてご紹介します。
自宅での乾燥するときに参考になればと思います。
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もくじ
洗濯表示の乾燥機マークの意味は?
近年、洋服の洗濯表示には、続々と新しい表示が登場しています。
「あれっ?こんなマーク初めて見たな~」というマークもありますね!
引用元:消費者庁
その一つが乾燥に関する表示です。
乾燥の表示は、【□】で表されます。
そして、洗濯の乾燥の仕方によって意味が変わってきます。
【□】の中に【◯】でダンブル乾燥が出来るという意味になります。
(洗濯機を上から見た図だとして覚えると覚えやすいようです。)
【□】の中に【・】【・・】で温度(ヒーターの強弱)を表します。
【□】の中に線が入ると自然乾燥についての表示となります。
- 【□】の中に【┃】で吊り干し
- 【□】の中に【-】で平干し
- 【□】の中に、左上に斜めの線が入ると日陰干し
この斜めの線は、屋根や軒、庇をあらわしているのだそうです!
とても面白いですね。
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タンブル乾燥とは?
ここで言うところのダンブル乾燥とは何を意味しているのでしょうか?
機械の回転するところをの部品を意味しているようです。
つまり、「洗濯槽」を意味しています。
「洗濯槽」を回転させながら熱風を当てて乾かす乾燥方法をタンブル乾燥と言います。
タンブル乾燥は、強い熱風を洗濯物に直接に当てるので、短時間で乾かすことができます。
しかし反面、衣類にとっては大きなダメージを受けやすいというデメリットもあります。
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乾燥機マークの衣類の仕上がりをワンランクアップさせるには?
まず最初に乾燥機を使う前に気をつけないといけないことがあります。
それは乾燥機を使えるのかどうかの確認です。
次に挙げるものがそれにあたります。
- 皮革、毛皮製品
- 絹、レーヨン、キュプラ製品
- 綿、スポンジ、ビーズ等を使用した座布団、クッション、枕類
- 防水性のシートや衣類
- 裏がウレタン、ゴム製、大型や厚手のマット類
- 市販の洗濯補助具、堅い芯の入った洗濯ボール
- 堅い芯材が入った帽子
- のり付けしたもの
- 刺繍、レースのついたもの
- 布団、カーテン
- マット類、ペットの毛のついたもの
以上を確認した上で「ソフト乾燥コース」を選択しましょう。
それでは、ここで言うところの「ソフト乾燥コース」とはどのようなものでしょうか?
「ソフト乾燥コース」とは、ドラム式洗濯機で行える乾燥で、洗濯機を使っても、平干しが出来るという機能のことを言います。
ソフト乾燥機コースを使う前の準備
1、ドラム内の突起を水平にする
厚手のセーター等乾きにくい物は、3分脱水します。
2、乾かす物を入れる(0.4㎏以下)
洗濯物は重ならないように、できるだけ広げてシワを伸ばしていれます。
ソフト乾燥コースを使いこなそう!
1、まず最初に洗濯機の電源を入れて「乾燥のみ」を選ぶ。次に「ソフト乾燥コース」を選ぶ。
2、タイマーをセットする(乾かしすぎは、衣類を傷める為、タイマーを短めにセットする)
綿や麻、ニット製品や織り目の粗い衣類は、仕上げ乾燥に使ったり、生乾きの状態で取り出して乾かすと、仕上がりがよくなります。
3、ブザーが鳴ったら終了!
衣類の乾き具合をみて、まだ乾燥が必要な場合は、再度裏返して乾燥機をかけます。
すべて乾ききったら終了です。
洗濯物がふんわりと仕上がっている事が確認できます。
これ以外にも、乾燥機をお店の物のようにガス式の物に変えてしまうというのも手かもしれません。
衣類にあわせて風量や温度調節も可能であり、短時間で乾燥させる事が出来ます。
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乾燥機が使用できない服を乾燥させる方法は?
衣類の中には洗濯乾燥機が使えない素材の物があります。
このようなものの乾かし方はどうしたらいいのでしょうか?
方法の一つとしては、浴室乾燥機を使って衣類を乾燥させる
浴室乾燥機は緩やかな風でゆっくりと乾かす事が出来ます。
しかも、吊るし干しが出来るので、衣類を傷めません。
この他にももう一つあります。
それは、ガス式の乾燥機を使うのも手です!
乾燥時間も電気の⅓ですみ、コストもかからずにすみます。
他にも全く乾燥機を使わないという方法もあります。
扇風機やサーキュレーターを使い、風通しのよい場所で干す方法です。
この場合は、脱水時間を長く取り、なるべく高い場所で風を当てて干すことです!
梅雨時等は、この方法が使えますね!
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まとめ
最近は、新しい衣類マークが増えてきました。
乾燥機のマークもそのひとつですね。
しかも、温度設定等も分かるようになっています。
覚えるのは少し大変ですが、衣類の扱い方が細かく載っているので、ご家庭で洗濯をする時の参考になります。
表示によっては、「ご家庭では洗濯乾燥が出来ない」というものもあります。
事前にご家庭でも扱いやすいかが分かれば次回洋服を購入する時の参考になりますね!
乾燥機がどうしても使えない洋服の取り扱いは、衣類を傷めないように慎重に扱う必要があります。
自分の大事な、大切な洋服を長持ちさせる為にも、洗濯表示にも注目してみましょう!
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